市田柿

お知らせ | 市田柿ブランド推進協議会

お知らせ

市田柿の出前教室(干し柿作りコース)を開催しました

2015.11.24 Tuesday | 事業実施報告trackbacks(0)

本年度も、小学校を対象に市田柿の出前教室を開催しています。

出前教室は「干し柿作りコース」と「おやつ作りコース」の2コースを用意し、柿むきシーズンである10月下旬から11月中旬にかけて、管内の4小学校(8クラス)計220名余の児童の皆さんを対象に、干し柿作りコースを実施しました。
年明けの1月にはおやつ作りコースを、管内の2校(5クラス)で実施する予定です。

干し柿作りコースは、「市田柿」の皮むきや吊るし作業を実際に体験し、味わってもらうことで、地域の伝統食である「市田柿」を子供たちに理解し、親しんでもらう目的で開催したものです。

皮むきを始める前には、生の柿を実際になめたり、かじったりして「市田柿」の渋味を体験してもらいました。
渋味の感じ方は人によって違うようで、多くの子供は渋味が苦手のようでしたが、「甘くてうまい!」と言って全部食べてしまう子供もいました。

「市田柿」は渋味が強い柿ですが、糖度がとても高い柿です。天竜川から立ち上る”川霧”がもたらす適度な湿度によって、ゆっくりと干し上げることで、渋味がなくなり、甘さが際立つようになります。

子供たちには、この渋味と甘味のギャップを感じてもらい、原料柿である「市田柿」の特徴と地域独特の気候によって、おいしい干し柿ができることを、心に刻んでほしいと思います。

早い学校では、乾燥が進み、そろそろ干し柿になりつつあります。
自分たちが作った干し柿を食べて、少しでも「市田柿」のおいしさを感じ、地域の伝統食である「市田柿」を大切に思う気持ちが芽生えてくれればうれしいです。

出前教室1



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